化学者が美肌コスメを選んだら・・・――じつは10秒で見抜けます

TSUTAYAでたまたま見つけて購入してみた、「かずのすけ」という方の著書。この本、とっても良かったです!!
そもそも、この「かずのすけ」さんってどういう人なのかというと、生まれつきのアトピー体質。子供の頃からスキンケア商品や洗剤での肌あれや皮膚炎を発症したりすることが絶えず、「化粧品には何か悪いものが入っているのではないか?」(;´Д`)という疑問を抱いて育ってきたそうです。
その思いから、大学では「界面活性剤」と「たんぱく質の研究」を行い、大学院では化粧品リスクと消費者教育に関わる研究を行ったそうです。そして、ネット上にあふれている玉石混交の錯綜した美容情報や美容・化粧品業界のウソから消費者を守るための活動を始め、現在の研究者としての道を歩むようになったようです。
この本が信頼できるのは、化粧品の成分について、あれが悪い、この成分は良くない等と過剰に危険性を煽っているわけではなくて 「化粧品はとにかく安全性を優先して作られる商品なので、どの成分も"ふつうに使う"かぎりは一定の安全性は担保されている」 というのが根本にあるということ。
著者は、この本でそもそも化粧品というのは肌の造作を変えるものではなく、あくまで肌の表面を整えて美しく「見せるもの」だと言っています。
そして、本当の良い化粧品というのは「とにかく肌に対して低刺激、つまり安全」が何より重要で、そこに加えて美容効果と して重要なのが「肌を守る」という効果が大事という話。読むと、 化粧品に対する意識がガラッと変わり、今後の化粧品を選ぶ時の指針になるはずです。

ウソをつく化粧品

ちょっと気になるタイトルの本がAmazonスキンケア部門第1位ということで話題になっていたので、読んでみました。この本の目次、特に小見出しには「オーガニックだから安全ではない」「白斑被害の報道されないほんとうの理由」「ほんとうは怖い植物由来」「オリーブ油に意味はない」「ナノ化粧品にひそむ危険」「アミノ酸化粧品を選んではいけない」等々、衝撃的なワードばかりが並び、「私が使っている化粧品ってホントに大丈夫?」と考えさせられてしまいました。この本の中で、気になったのが「ほんとうは怖い植物由来」の章です。植物由来の天然成分だと「肌によさそう」とつい思ってしまうけれど、植物由来だからこその怖さがあるという点です。なぜ植物由来が怖いのかという内容も詳しく書かれています。この本を読むと、宣伝文句にまどわされずに、化粧品を正しく 選ぶ力が少し身についていきます

天然成分だけで化粧品をつくることはできないのか?―間違いだらけの「化粧品批判」に反論!

ある美容セミナーに参加したことから化粧品成分に興味が出て、はじめて買ったのがこの本。私のような成分に全く知識がない人でもとても分かりやすいです。今までは、例えば、化粧品の全成分表示を見たときに3〜5種類のバラベンが表記されていると怖いなと避けてきましたが、そうではなく、バラベンは単品で配合するよりも複数種配合する方が、バラベンの総配合量を減らすことができるということを初めて知り、この本を読むと化粧品を選ぶうえで、広告にまどわされない本当に正しい知識を得ることができます。

コスメティックQ&A事典―化粧品のすべてがわかる

最近読んだコスメ関連の本の中では1番!価格が3,000円なので、ちょっと高いですが、3,000円の価値は十分にあります。 例えば、界面活性剤についてだけでも「界面活性剤はなぜ必要なのか?」「界面活性剤の乳化作用とは?」「界面活性剤の安全性や刺激性は?」「天然の界面活性剤とは?」など、数ページにわたり、詳しく説明されています この本は専門書ですが、美容・化粧品関係者以外の一般の人にも分かりやすく説明されていて、玉石混交の情報が溢れている中で、何が正しいのか何が間違っているのかが、自分なりに分かるようになってきます。

今も10年後も美しい化粧品の選び方 (一歩先の医学シリーズ)

この本は、「内面美容」と「外面美容」によるトータル美容の重要さが書かれています。皮膚のしくみが詳細な図解で書かれている点は分かりやすいのですが、後半は化粧品の化学式が書かれていて、素人にはちょっと難しく感じます。ただ、なるほどと思われる点がたくさんあります。特に「肌の老化やトラブルは、何か1つが足りなくなって起こったのではなく、あちこちに問題が起こっている状態です。ですから1つの成分、例えば『タルミが出てきたからコラーゲンを』というのではなく、肌成分と同じ成分をトータルに補うことが大切です。そのうえで、足りないものを多めに補給することが理想的です。」とあり、「肌の成分と似ても似つかない成分でつくられた化粧品は使ってはいけないのです」「皮膚を構成している成分でつくられたものがベストな化粧品であり、これが体・皮膚にとって都合のよい化粧品だと考えています。」とある点には納得します。

妻の化粧品はなぜ効果がないのか 細胞アンチエイジングと再生医療 (角川SSC新書)

この本の著者は、培養皮膚を専門とする形成外科医であり、長年、細胞についても研究され、毎日いろいろな人の細胞を診て、培養し、移植されたりしているというだけあって、「細胞」と「老化」の関係が論理的で説得力があり、どの本よりもわかりやすく面白いです。著者がすすめる肌の老化防止法は、保湿と紫外線対策だけ。他の方法は、細胞にはほとんど効果がないとはっきり述べている点が斬新です。また、私が最も気にしている「糖化」と、そして「酸化」についても、著者は「細胞の『酸化』『糖化』を抑えれば老化は止められる」と第4章で詳しく書いてあり、糖化を気にしている方も必見の本です!

極上美肌論 今まで誰も教えてくれなかった

この本は、山本美奈子さんが、NYで学んだ最新のスキンケア方法が書かれているので、今までの美容本に書かれているスキンケア方法とは異なっている点が多く、斬新です。例えば、この本では、化粧水は必要ないと言っています。成分のほとんどが水なので、皮膚に浸透しない、また保湿剤としての役割はほとんど果たさないということで、次に使う「美容液」の道筋を作る目的では役立つけれど、基本的には必要ないので、化粧水にお金をかけるのはやめましょうと断言している点には驚きました。

白ツヤたまご肌のつくりかた シミのできない魔法の美白ルール40

まるで「ゆで卵」のような、白く輝く透明美肌って、女性にとっては永遠の憧れですよね。 私は書店で、表紙の著者のまっ白いたまご肌に目が奪われてしまいました。"生まれつきの美人は少ない。化粧の仕方やケアによって美人に導くべし!中でも美白ケアは第一!"という理念で、著者が実際に使用しているアイテムや美容クリニックが写真付きで紹介されています。生まれつき色白だったわけではなく、20代の頃は、日焼けして真っ黒だった著者が、30代になって美白ケアに開眼し、毎日意識して内外美白ケアを行うようになってから、今のような白く輝く透明美肌を手に入れたというから驚きです。顔だけでなく、全身たまご肌になれる方法をたっぷり伝授してくれ、今まで他の美容本で語られていなかったスキンケア方法も教えてくれている希少な本です。

本当に正しい大人のスキンケア―美容皮膚科医が教える美肌テクニック

銀座で美容皮膚科を開いているクリニックの院長、吉木伸子先生の著書。日々、女性たちのお肌のカウンセリングをしていて感じるのは、自分の肌に自信を持ってケアをしている女性が少ないことだといっています。スキンケアで大事なことは自分の肌をもっと知ることだそうです。化粧水や美容液などの化粧品選びに参考になる成分表示のチェックの仕方はとても参考になりました。肌老化をくいとめるには、内側からのケアが欠かせないということ、美肌のために本当に必要な日常生活のポイントが良く分かります。

十和子塾

十和子塾は、君島十和子さんのメイクや衣装、ライフスタイルが垣間見れる一冊です。付属のDVDではベースメイクや洗顔など、細部にわたって十和子さんのテクニックを見ることができます。特に細かいファンデーションの塗り方は必見です。本の中で、私が特に印象的だったのは、自分がなりたい肌を頭にイメージすることで、脳にしっかりインプットさせ、自分の細胞に働きかけることを重要視されています。十和子さん自身は、某スーパーマーケットのキャッシャーの女性の肌を理想としていて、混んでいるときでも、その人が担当しているキャッシャーをわざわざ探して、脳にしっかりインプットさせているとのことです。美しいものに触れて、美しいものを目指すという気持ちが大切という気持ちは同感です。


抗糖化に関するおすすめ本