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AGEをためない生活習慣

 「食物繊維を最初に食べる」 

食物繊維→タンパク質→炭水化物の順番で食べるという「食べる順番ダイエット」が流行っているようですが、この順番で食べる方法は糖化の観点から言っても有効です。抗糖化のためには、糖質を摂ること自体がいけないことなのではなく、「高血糖にならない食べ方」を工夫することが大切だからです。炭水化物(糖質)には、血糖値を一気にグンと上げる性質があります。血糖値がグンと上がると、膵臓からインスリンが大量に分泌されます。インスリンには血糖値を下げる働きがありますが、インスリンの処理能力を超えるほどの糖を摂取していると、血糖中のブドウ糖が増えすぎて高血糖になります。食物繊維→タンパク質→炭水化物の順番に食べる方法は、血糖値がゆるやかに上がっていくので、まさに抗糖化に適した食べ方なのです。

 「食後1時間対策」 

糖化を促進させる1番の「敵」はAGEです。その「敵」は食後の高血糖状態でさかんに増殖し、食後1時間にもっとも増えやすい性質であることが分かっています。「食後1時間」にポイントを置き、その時点までにいかに血糖値を下げるかの対策を考えるようにしていけばいいのです。
では、どんなことをすればいいのか。
その答えは、運動です。食後1時間をねらって体を動かすようにすると、血糖値は大きく下がります。その結果、糖化によってAGEが生産されるリスクを大きく減らす事ができるのです。

 「調理法に気をつける」 

AGEを増やさないためには調理法が大事になります。照り焼きは、砂糖とたんぱく質を結び付けてコゲさせるので絶対避けたいものです。また、高温調理になればなるほど、AGEが増えるので、食べ物はできるだけレアの状態が望ましいのです。AGEはタンパク質が主に熱によって糖化された物質ですから、熱が加わらない生の食べ物にはAGEはほとんどありません。野菜に熱を加える場合、ゆでたり蒸したりするのか、それとも直接火で焼いたり、あぶったりするのかによって、AGE量は違ってきます。例えば、鶏肉は揚げると生の状態よりもAGEが10倍も増えてしまいます。元の食材にどんなに気を使っても調理法一つで変わってきてしまうのです。

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