糖化を加速する習慣

 「タバコ」 

喫煙者は食生活や体型に関係なく、体内でAGE化がどんどん進むことがわかっています。それは、タバコを吸うと、そのたびに大量のAGEが体に取り込まれるからなのです。もともと葉の色が緑であるタバコが、紙巻きタバコや葉巻きでは茶色になるかというと、葉タバコを加工するときに高温によってメイラード反応を起こし、「糖化」させているからなのです。タバコの葉は製造の過程で2回加熱されます。収穫後に乾燥させる際と、各種の葉をブレンドするときですが、葉を加熱するたび、AGE化が進んでいきます。

 「早食い」 

早食い血糖値の急激な上昇によって、体内のAGE化は促進されます。そんな状況を招くのが、一度に多くの量を食べることになる早食いです。
そもそも、人は血糖値が低下すれば空腹を感じて食事をし、血糖値の上昇によって満腹感を得ます。時間をかけて食べることは、血糖値の上昇を防ぐだけで満腹になりやすく、食べ過ぎによるAGE増加を抑えられます。

 

 「ストレス」 

過度なストレスは、体全般において健康状態を悪くするということは、もはや知られていることと思います。糖化の側面から見ても、ストレスがたまると血糖値が上がるということが、研究によって明らかになっおり、高血糖や高血圧とストレスは密接につながっています。ストレスを感じると交感神経が反応し、ホルモンをたくさん分泌しますが、代表的なものが「コルチゾール」や「アドレナリン」です。コルチゾールは「ストレスホルモン」と呼ばれるほどストレスに敏感に反応し、分泌されます。免疫力を低下させる働きを持っており、抗酸化酵素の働きを弱め、AGEが作られやすくなるのです。

 「ファーストフード」 

街中にあふれるファーストフード店は手早く食事を済ませられるので、利用している方も多いのではないでしょうか。 ただし、ハンバーガー、フライドポテト、清涼飲料水のセットなどはそのものに大量のAGEが含まれる食事となります。 実際、ハンバーガーなどのAGEを含む食品を摂ると血中のAGEが 15%増え、血管拡張機能も低下し、柔軟さが損なわれることが報告されています。 しかも、この変化は食後90分以内に表れます。わずかな時間で動脈硬化が促進されることになるのです。 また、食事に時間をかけられないという理由でファーストフード店を訪れた方なら、早食いの傾向もあるでしょう。 そうなると、さらにAGEを増やしてしまうことにもなってしまいます。

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